連携するアプリケーションが扱う2種類のアカウントと、テナントの分離について。
連携時に扱うアカウントは2種類です。API のレスポンスに含まれるuser.role は、このいずれかの値になります。
| role | 呼び方 | 位置づけ |
|---|---|---|
USER_PRIMARY | オーナー | あなた自身のアカウント。自己登録するとこのロールになります。ユーザーの作成・管理と API キーの発行ができます |
USER_SECONDARY | ユーザー | オーナーが作成するアカウント。あなたのサービスのエンドユーザーにあたります |
オーナーが操作できるのは、自分が作成したユーザーだけです。 他のオーナーが作成したユーザーは、一覧に表示されず、ID を直接指定しても 取得・更新・削除のいずれもできません。API キーを使った場合も同じです。
この境界はデータベースへの問い合わせの時点で適用されるため、 アプリケーション側で絞り込みを実装する必要はありません。
| 操作 | オーナー | ユーザー |
|---|---|---|
| 管理画面へのログイン | ○ | — |
| API 経由の認証 | ○ | ○ |
| ユーザーの作成 | ○ | — |
| ユーザーの編集・停止・削除 | ○ | — |
| API キーの発行・失効 | ○ | — |
| 操作履歴の閲覧(自テナント分) | ○ | — |
| 自分のプロフィール編集 | ○ | — |
| 自分のアイコン・メール・パスワード変更 | ○ | ○ |
| 自分の二段階認証の設定 | ○ | ○ |
| ログイン中の端末の確認・解除 | ○ | ○ |
| 自分のアカウントの削除 | ○ | — |
オーナーは管理画面からメールアドレスを指定して招待できます。 招待された方は、そのアドレスの Google アカウントでサインインして参加します。パスワードの設定は不要です。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1. 発行 | オーナーがアドレスを指定。招待リンクがその場で表示される |
| 2. 受け渡し | メール送信が有効なら自動送信。無効ならリンクを直接渡す |
| 3. 参加 | 招待された本人が Google でサインインし、参加を確定する |
オーナーは管理画面の「テナント管理」から、自分のテナントに所属する ユーザーへ適用する規則を設定できます。初期状態ではすべて既定値で、 設定するまで動作は変わりません。
| 項目 | 内容 | 適用される場面 |
|---|---|---|
| 許可するメールドメイン | 指定したドメインのアドレスのみ登録できる | ユーザー作成時 |
| Google ログインの可否 | 無効にするとパスワードログインのみになる | Google での認証時 |
| パスワード要件 | 最小文字数、大文字・数字・記号の要求 | ユーザー作成時、パスワード変更時、再設定時 |
| セッションの有効期限 | 日数を指定(既定は14日) | ログイン時 |
API キーは発行したアカウントの権限を引き継ぎます。オーナーが発行したキーは、 そのテナントの範囲でのみ動作します。 ただし、キー自身の発行・失効と、発行者のパスワード変更・アカウント削除は キーからは実行できません。
サービス運営側には、障害対応やお問い合わせ対応のための管理アカウントが 別途あります。運営がアカウントに対して行った操作は、 対象・日時・実行者とともにすべて記録され、削除できません。